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 熊本の震災でエコノミー症候群が話題となっておりますが、妊娠中や、産後ママも起こりやすいって知ってますか?「エコノミー症候群」とは、同じ姿勢をずっと続けることで、体の血の巡りが悪くなり、静脈の中に血栓ができてしまう「静脈血栓症」のことです。この血栓が血液の流れを止めてしまい、血管が詰まることで痛みやだるさむくみといった症状がでます。万一、肺の静脈につまると命の危険もあるんです。

エコノミー症候群は妊婦さん、産後ママ注意!

 普通の人でもそうなので、おなかが大きく、あしに負担がかかる妊婦さんは要注意です。

➡水分を多くとるようにする
 エコノミー症候群を予防は、血流をよくすることがポイントです。妊娠後期になると糖尿病の合併症を起こすリスクもでてきます。糖尿病の血液の状態は血液がネバネバ・ドロドロとしてる状態なので血管が詰まりやすくなります。
水分をとることで、血液の流れを良くする効果があります。授乳中のママは1日3リットル飲んでも問題ありません。のどが渇いたというのは水分不足の症状の一つなんです
なので「渇いた」と感じる前にとることを意識しましょう。

➡毎日散歩をする(できれば30分以上する)
 お散歩は最低30分以上したほうが脂肪も燃焼しだして効果が飛躍的にあがるそうです。
産後授乳中も体を動かして血流を良くすることで、母乳が増えます。歩きながら肩をまわしたり手を大きく振って歩幅をやや大股にするとさらに血流はよくなります。
飛行機や電車など乗り物に長時間のる場合はぜひ次のストレッチや体操もぜひ取り入れましょう

➡あしを冷やさない
 あしが冷えてしまうと、血流が悪くなりがちです。産前産後の場合は特に足首を冷やさないのがポイントです。足首に安産のツボもあり、妊娠中も温かい時期でもレッグウォーマーなどをはいて外出してました。

エコノミー症候群予防法 ストレッチ体操

 エコノミー症候群は長時間同じ姿勢をすることで起きてしまうので、予防法としては基本的には意識して同じ姿勢をとらないようにして、体の血の巡りをよくするのが大切です。
<ポイント>
足の筋肉(特にふくらはぎ)は、心臓へ血液をもどすためのポンプの働きがあるんです。ポイントは、このふくらはぎを動かすストレッチを行うことで心臓に血液がもどるようにしてあげることです。

1⃣まずは姿勢を整え座り直します。座席の座面の真ん中にお尻をつけ、足の裏を床につけて背中を伸ばします。

2⃣予防のストレッチ 準備体操
・足の指を10回グーパーする。、
・あしを伸ばして足首を3回回す。
  できれば靴を脱いだほうがいいですが、難しければ靴をはいたままでもOKです
3⃣予防のストレッチ ふくらはぎ
・両足のつま先を床につけたまま、できるだけ高く両かかとを上げ「1、2、3、4」と数えておろします
・次に両かかとを床につけて、両方のつま先を上げ同じく「1、2、3、4」と数えておろします。
このストレッチを交互につま先とかかとを上げさげすることで、ふくらはぎのストレッチができます。
これを10回行いましょう。

4⃣予防のストレッチ お尻
・片脚を曲げて膝を抱え込む。座席に脚を上げると、大殿筋がより伸びやすくなります。これを交互に2回ずつ行います。
お尻にある大きな筋肉「大殿筋」を伸ばすためのストレッチ体操です。スぺ⁻スがなければ3⃣までのストレッチ体操でふくらはぎを意識して動かすだけでも効果があります。

 そのほかにも腰や肩をまわしたり、足首をぐるぐる回すのもよいでしょう。伸びをしたり体が気持ちいいと感じるストレッチをこまめにするだけでも血液のながれはよくなります。長時間のディスクワークの人もこまめに取り入れたいですね。

エコノミー症候群予防厳選グッズ

 その日の体調や天候、子供の状況などなど、なかなか思うように体操ができないこともあるかもしれません。そういうときは静脈瘤防止、血栓予防のために弾圧ストッキングをおススメします

弾圧ストッキング

どこでもフットレスト

まとめ

 外科病棟に勤務していたときに、手術の前に弾圧ストッキングを患者さんにはいていただいいたのを確認してから手術室に搬送してました。帝王切開に限らず、手術で同じ体位を長時間することで、静脈血栓症になるかもしれないからです。妊娠中、私自身も弾圧ストッキングを購入して毎日履いて予防してました。また産後も21日間は子供と一緒に寝る時間がおおかったですが、意識して足を動かしたり、散歩することで血栓症にならないよう工夫してました。アラフォー高齢出産は産後の回復がやはり20代、30代とは違います。無理なく育児を楽しめるようにしっかり自分のボディケアをしていきいましょう

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