妊娠・授乳育児中の食事～ナースYOKOの初産婦（初マタ）応援～

妊娠中、血液検査で貧血の項目が引っかかり鉄分補給をするよう医師に指導をされ
食事を意識する方も少なくありません。妊娠以前の食事、食習慣で普段食べてなかった
物を食べるようにと指導されるかたもいます。
ここでは妊娠貧血を予防するの食事について紹介します

妊娠中はどうして貧血になりやすいの？

妊娠中はカラダの血液量が増えます。赤ちゃんの成長にたくさんの血液と酸素が必要になります。体のなかに酸素を運ぶ役割は血液の中のヘモグロビンです。ヘモグロビンは鉄とタンパク質を材料にしてつくられます。鉄の摂取量が不足すると、これは酸素を体内で運ぶ役割である血液中のヘモグロビンが少なくなり、放置すると鉄欠乏性貧血になってしまいます。自覚症状としては めまい・動悸・立ちくらみ・疲れやすいなどの症状が見られます。お母さんが貧血だと赤ちゃんも貧血になってしまいます。 鉄欠乏性貧血にならないために、良質のたんぱく質と鉄分を多く含む食事をしましょう。

妊娠貧血を予防する食事　鉄分補給

ヘモグロビンの材料になる
タンパク質：肉類、魚介類、卵、大豆製品、乳製品
鉄　：赤身肉、赤身魚、青魚、緑の濃い野菜、大豆製品
血をつくるのに必要な材料はこちら
＜多く含む食品＞：小松菜・納豆・レバー・切干大根・干しブドウなど

妊娠中におすすめ貧血予防・改善　鉄分の多い食材・食事一覧

 

鉄分不足を食事で改善して妊娠生活を健やかに

つわりの時期を過ぎても、ずっと気持ち悪いのが続き、なかなか食事が思うようにとれない妊婦さんもいると思います
食事で鉄分に限らず必要な栄養をとることがなかなかむずかしいこともあります
そういう時はがまんせずに病院や産院で相談してサプリメント等から補給するなど、健やかな妊娠生活がおくれることを優先にしていきいましょう

まとめ

妊娠初期のつわりの時期も、中期の安定期に入っても、初産婦さんがが食べるものが赤ちゃんをつくっていくことには変わりはありません。お母さん自身も、おなかの赤ちゃんのためにも、上手に取り入れながら栄養バランスを保ちたいですね！