妊娠中期

もくじ

妊娠中期(4~7か月目)の食事と栄養について

妊婦さんの体と心の変化

安定期に入りお腹もふっくらした妊婦らしい体型に。初期と違い妊婦の生活を楽しむ余裕もでてきます。散歩など軽い運動は可能です。気分転換にもおすすめですよ。5ヵ月頃から乳房やお尻にも皮下脂肪がついてきます。徐々にお腹が大きり、体重増加のペースが上がります。体重計に乗る習慣をつけましょう。

また、ほとんどの人が胎動を感じるようになります。ママとしての喜びや自覚も高まりますね。
7ヵ月頃になるとおなかへの圧迫感を感じ、あおむけで寝るのが苦しく感じ始めるでしょう。中には乳汁が出始める人もいますが、自然な生理現象なので心配はありません。量が多い等、他にも身体の変化で気になることがある場合は、早めに主治医に相談して、安心して健やかに過ごすことを心がけていきましょう。

妊娠12週からの胎児(赤ちゃん)の成長と状態

耳も聞こえるようになります。髪の毛や手の爪が生え始めたり、筋肉や皮下脂肪がつき骨格もしっかりしてくるなど、発達が目覚ましく進みます。多くの人が胎動を感じ始める時期です。6ヵ月頃には外性器も以前よりはっきりしてくるので、超音波で男女を確認できるようになります。

妊娠中期(4か月目)の食事と栄養で気をつけるポイント

  1. 食生活を楽しいんで、バランスの良い食事を摂取する。
  2. 添加物の少ない食事を意識していく。
  3. つわりがある人無理せず分食や水分摂取を心がける。
  4. アルコールや喫煙は妊娠期間を通して控える。

つわりから解放された人は食生活を楽しんで、引き続きバランスの良い食事を取るようにしていきましょう。赤ちゃんの成長をサポートする栄養素の摂取が大切になってきます。添加物の少ない食生活を心がけ、アルコールや喫煙は妊娠期間を通して控えましょう。

また、つわりが続いてる人は同様に嫌な臭いを避け、分食したり、寝る前や朝起きた時に軽く食事をする等の対策を続けましょう。

妊娠中期食事

 

妊娠5~7ヶ月目 (16週から27週6日まで)

妊婦さんの体と心の変化

お腹が大きくなるにつれ消化不良、胃が押されて詰まってる感じ、吐き気、胸やけと言った不快感が起こることもあります。体重増加のペースが上がり、 おりものの量が増えたりする時期です。

次のような症状にがでたら医師に報告しましょう。

こんな症状に注意

   発熱 おりもの変化 貧血症状 むくみ 血圧の変動等 

精神面では、ホルモンバランスの影響で、些細なことで涙もろくなったり、不安にかられる等感情が不安定な状態が続く人もいます。

何か気になることがあれば、すぐに市や区の保健センター、外来の看護師、助産師、主治医等の専門家に早めに相談するようにしましょう。徐々に体内の血流量が増えて、血圧の変動等により立ちくらみが起こることがありあす。なので、姿勢を変える時はゆっくりと動きましょう。

妊娠中期(5~7か月目)の食事と栄養で気をつけるポイント

  1. 引き続きバランスの良い食事を摂取するのを心がける。
  2. 貧血を防ぐため、鉄分とビタミンC、銅の摂取を心がける。
  3. 食欲がでてきた人は食べ過ぎ(糖質、脂質)に注意する。
  4. 食物繊維と水分をしっかりとる。
  5. 体のむくみ・ 血圧の上昇を防ぐため塩分は控えめにする

日常生活で快適に過ごすために、ゆったりとした服を着たり、体温調節をしやすいように重ね着する等、体を冷やさないように心がけていきましょう。足首を冷やさないように冬場はレッグウォーマー等もおススメです。妊娠中は感染しやすいため、膀胱炎・風邪・インフルエンザ等にかからないよう、うがい手洗いを徹底していきましょう。

日常生活で注意すること

  • 母親学級 両親学級などに参加する。
  • 性行為をする時は 体に無理がかからないようにする。
  • 長時間同じ姿勢でいることを避け血液循環を良くし、足のむくみを防ぐ 適度な運動を心がける。
  • 日常生活では休養を十分に取る。
  • 立ちくらみを避けるため姿勢を変える。

虫歯が痛む人は早めに歯科医にみてもらいましょう。区によっては無料で健診ができる補助券を発行してるところもあります。
さらに、こむら返りや脚のムクみ等体重の増加に伴い腰痛になる方もいます。妊娠合併症等の予防のためにも、日常生活では休養を十分に取るようにしましょう。つかれを感じた時は、左側を下にして横になるとラクになります。

特定商取引法及び運営者情報

ページ上部へ戻る
error: Content is protected !!